監督は、長年に渡りフランクの映像作品の編集を担当し、彼が全幅の信頼を寄せるローラ・イスラエル。アメリカを代表する撮影監督エド・ラックマン(トッド・ヘインズ『キャロル』等)や、音楽プロデューサーのハル・ウィルナーが参加。ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、パティ・スミス等の豪華な面々が楽曲を提供している。また、映画『世界一美しい本を作る男』でも知られ、フランクの全作品(写真、映像)を出版するThe Robert Frank Project を進める独シュタイデル社のゲルハルト・シュタイデルや、生前のアレン・ギンズバーグやウィリアム・バロウズなど、彼と縁の深い友人らも登場。フランクを敬愛する者たちが集った奇跡の「レガシー・プロジェクト」である。